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Google Geminiアプリ、ローカル動画のアップロードとAI分析機能を追加
GoogleのAIアシスタント「Gemini」アプリにおいて、ユーザーが自身のデバイスから動画ファイルを直接アップロードし、その内容についてAIに質問したり分析させたりできる新機能が導入されました。これまではYouTube動画のリンクを通じた質問が主でしたが、今回のアップデートにより、スマートフォンなどで撮影・保存したローカル動画も分析対象となり、Geminiの活用範囲が大幅に広がります。
この新機能は、アプリの新しいナビゲーションドロワーの導入や、基盤モデルであるGemini 2.5 Proの安定版への移行と並行して展開されています。ユーザーは、アップロードした動画内の特定のシーンについて具体的な質問をする、動画全体の要約を依頼する、あるいは動画内から特定の情報を検索するといった利用方法が期待されています。例えば、長時間の会議の録画から重要な決定事項を抽出したり、旅行先で撮影した動画の見どころをまとめたりする際に役立つでしょう。
動画のアップロードは、Geminiアプリのプロンプト入力欄横にある「+」メニューから「ギャラリー」または「ファイル」を選択することで行えます。ただし、この機能はまだ一部のユーザーに限定して提供されており、利用しているアカウントやデバイスによって利用可否が異なる状況です。現時点では、Web版を含め、多くのユーザーにはまだ展開されていないとの報告もあります。今回の動画対応により、Geminiのマルチモーダル機能はテキストや画像に加えて動画も扱えるようになり、その能力が一層強化されたと言えます。今後の本格的な展開が待たれます。
引用元:HelenTech

シャープ、家電に生成AIを搭載し「新たな家電の世界観」を創出へ
シャープは先日開催した事業説明会で、中期経営計画におけるスマートライフ事業の新たな方向性を示しました。「あなたの明日を、もっとあなたらしく、ワクワクする日々に」というビジョンのもと、顧客に驚きと自慢をもたらす商品・サービスの提供を通じて、市場での存在感を高めることを目指します。
重点取り組みとして「AIoT事業の拡大」「新たな需要を創造する商品の創出」「ブランディングの強化」を掲げました。特に「AIoT事業の拡大」では、累計出荷1,000万台を突破したAIoT家電を基盤に、生成AIを搭載し新たな家電の世界観を創出する方針です。具体的なKPIとして、AIサービス利用者数400万人以上、AIoT家電累計出荷台数1,450万台以上などを目指します。生成AIの活用例としては、流暢な会話による暮らしの悩み把握強化や、災害時の防災情報発話支援などが挙げられ、2026年度までにスマートライフAIサービスを導入し、2027年度の本格展開を目指します。
「新たな需要を創造する商品の創出」では、調理時間を3分の1にする高速オーブン、過冷却技術を用いたアイススラリー冷蔵庫、90%節水目標の水循環型洗濯システムなど、独創的な製品開発に注力します。これにより、ユーザーの生活を豊かにする革新的な家電体験を提供していく計画です。
引用元:PHILE WEB

Google、Gemini 2.5シリーズアップデート:最速モデル「Flash-Lite」プレビュー版登場、Pro/Flashは安定版へ
Googleは、大規模言語モデル「Gemini 2.5」シリーズのアップデートを発表しました。これにより「Gemini 2.5 Pro」と「Gemini 2.5 Flash」がプレビュー版から安定バージョンとして正式提供され、さらに最もコスト効率が高く高速な新モデル「Gemini 2.5 Flash-Lite」のプレビュー版が公開されました。
Gemini 2.5シリーズは、回答生成前に思考を整理する「思考モデル」機能が特徴で、モデルごとに「思考予算」を調整可能です。「Gemini 2.5 Flash-Lite」はコストと速度を最適化し、デフォルトで思考機能はオフ。分類や要約といった大規模高スループットタスクでの高性能が期待されます。
「Gemini 2.5 Flash」安定版は機能変更なしで価格改定が行われ、入力トークン価格が値上げ、出力トークン価格が値下げされました。Googleはこれを「Flashの卓越した価値を反映した調整」とし、高いコストパフォーマンスを維持すると説明しています。最上位モデル「Gemini 2.5 Pro」は価格改定なしで提供が継続され、コーディングやエージェント型タスクなど複雑な用途向けです。これらのモデルはGoogle AI Studio、Vertex AI、そしてGeminiアプリ(FlashとPro)から利用可能となっています。
引用元:dメニューニュース

プレスリリース
メタリアル、経済指標・市場予測レポート自動作成AI「Metareal リサーチ」プレミアムプラン提供開始
株式会社メタリアルは、2025年6月18日より、AIエージェント「Metareal リサーチ(Metareal RS)」のプレミアムプランを提供開始しました。このサービスは、最新の経済指標データに基づきAIが市場動向を分析し、レポートを自動生成するツールで、月額50,000円(税込)で利用可能です。金融機関、投資家、企業の経営戦略担当者など、迅速かつ高精度な経済予測を求めるプロフェッショナルを対象としています。
Metareal RSは、リアルタイムAPIによるデータ収集の効率化、政策影響のシミュレーション、AIによる未来予測とシナリオ分析、ワンクリックでのレポート作成、多国間データ比較といった機能を備え、客観的なレポート作成を支援します。ウェブブラウザ経由でスマートフォンやタブレットからもアクセス可能です。
加えて、メタリアル社は「Metareal AI」として業種特化型生成AIシリーズの開発コンサルティングも強化しています。同社の強みは、産業特化ノウハウ、複数のLLMを協調させる「AIオーケストレーション」技術「Metareal AI LLM2」、グローバルな知見を活かしたAI開発です。「世界中の人々を場所・時間・言語の制約から解放する」をミッションに掲げ、翻訳市場で国内シェアNo.1の実績を背景に、カスタマイズAI開発も手掛けています。この新サービスにより、専門家はより迅速かつ効率的に質の高い経済分析を行うことが可能になります。
引用元:PR TIMES

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