2025年7月3日公開のAI関連ニュースまとめ

AI関連ニュース

最新ニュース

インドネシアがAI国家戦略を推進、法的拘束力のある規制策定へ

2025年6月26日にインドネシア・ジャカルタで開催された「アジア・エコノミック・サミット2025」では、AIの進展とその諸課題が主要テーマとなりました。インドネシアのメウティア・アフィッド通信・デジタル相は、自国のAIに対する高い期待を表明し、政府が産学官連携のもとAI導入を推進していることを紹介。医療、官僚制度改革、デジタル人材育成、スマートシティ開発、食料安全保障をAI活用の優先分野として挙げました。また、AIエコシステム構築のため、法的・倫理的基盤の整備、デジタル人材の育成、技術基盤の整備を3つの柱として提示。「国家AI戦略」を補完する「AIロードマップ・ホワイトペーパー」の策定が進められており、2025年8月の完成を目指し、法的拘束力を持つ規制として整備される予定です。生成AI「ChatGPT」を展開する米国のオープンAI、ロニー・チャッテルジ・チーフエコノミストも登壇し、インドネシアのChatGPTユーザー数が過去1年間で3倍に増加したことを明らかにしました。同氏は、インドネシアがAIの「単なる利用者」から「開発者」へと変革することの重要性を強調。今回のサミットは、今後のアジアにおけるAIの発展を占う上で重要な情報となるでしょう。

引用元:JETRO

「アジア・エコノミック・サミット」開催、インドネシア政府は2025年8月にAIに関する規制を発表予定(インドネシア) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース

Google Gemini、7月7日からのプライバシー変更で利便性とプライバシー保護を両立へ

GoogleのAIチャットボット「Gemini」に関するプライバシーポリシーの変更通知が、一部ユーザーの間で注目を集めています。2025年7月3日に送付されたこの通知は、GeminiがAndroidアプリ(電話、メッセージ、WhatsAppなど)と連携する際の仕様変更について言及しており、一時「ユーザーデータへのアクセス強化か」との憶測を呼びました。しかし、詳細を紐解くと、今回のアップデートはプライバシーを脅かすどころか、ユーザーの利便性を高めつつ、プライバシー保護の選択肢を広げる改善につながる可能性が指摘されています。2025年7月7日より自動適用される今回のアップデートの最大のポイントは、「Gemini アプリ アクティビティ」の設定状況に関わらず、Geminiが対象アプリの利用を支援できるようになる点です。これにより、ユーザーはチャット履歴をGoogleに保存させたくない場合でも、AIによる便利な連携機能を諦める必要がなくなるとのことです。今回のGeminiのアップデートに関しては、ユーザーのプライバシーやデータセキュリティをこれ以上危険に晒すものではないとの見方が現時点では優勢です。「Gemini アプリ アクティビティ」はデフォルトで有効ですが、設定で簡単にオフにすることも可能です。ただし、この設定をオフにした場合でも、Googleは最大72時間、ユーザーのGeminiとのやり取りをサーバーに一時保存する点には留意が必要です。このアクティビティがユーザーのアカウントに表示されることはないとのことです。今回のGoogle Geminiのプライバシー変更は、ユーザーが自身のプライバシー設定を維持しつつ、AIの高度な連携機能を利用できる新たな選択肢を提供すると期待されています。

引用元:dメニューニュース

【7/7から】Geminiのプライバシー変更に慌てないで!危ないどころか改善ではとも思える理由(ライフハッカー[日本版])|dメニューニュース
今週、一部のGoogle Geminiユーザーの元に一通のメールが届き、ちょっとした騒ぎになりました。その内容は、…

プレスリリース

Ubie、国際モダンホスピタルショウ2025で医療機関向け「ユビー生成AI」を展示・講演

Ubie株式会社は、2025年7月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2025」に出展し、講演を行う予定です。この展示会は、保健・医療・福祉分野における質の向上と最新情報の提供、情報交流を目的としています。同社はブースにて、病院内の多様な業務効率化を支援する医療機関向けサービス「ユビー生成AI」を展示。このサービスは複数の生成AIを活用しており、2024年5月に提供が開始され、同年12月には「生成AI大賞2024」で特別賞と優秀賞を受賞しました。また、Ubie株式会社の医師・プロダクトマネージャーである白石達也氏が、7月16日にオープンステージで開催されるセミナーで、「PHR/EHR/生成AIが拓く未来医療」をテーマに講演を行います。会場では、ユビー生成AIの実際の操作画面を見ながら、導入メリットや活用方法に関する説明が受けられるほか、デモの事前予約も可能です。同社は、問診業務の効率化を支援する「ユビーAI問診」を含む「ユビーメディカルナビ」など、医療機関向けの幅広いサービスを提供しており、全国1,800以上の医療機関で導入されています。テクノロジーで適切な医療への案内を目指す同社の、医療現場におけるAI活用推進の動向に注目が集まります。

引用元:PR TIMES

「国際モダンホスピタルショウ2025」に出展・講演します
Ubie株式会社のプレスリリース(2025年7月3日 15時14分)「国際モダンホスピタルショウ2025」に出展・講演します

大広、オンラインセミナーで「生成AIによる顧客理解深化の最前線」を解説

株式会社大広は、2025年7月10日(木)に日本インフォメーション株式会社が主催するオンラインセミナーに、同社のデータソリューショングループ原田信宏氏と、ストラテジックプランニング局大谷拓氏が登壇することを発表しました。このセミナーは「生成AIによる顧客理解深化の最前線―AIエージェント/リサーチ/マーケティングの今―」と題され、モノや情報があふれる現代において重要性が増している顧客理解を、生成AIがいかに深化させるかに焦点を当てています。AIを単なる業務の省力化にとどめず、顧客を中心に「人間理解を深め、事業に活かす」ことが今後のAI活用のスタンダードであるとの考えが提示されています。本セミナーでは、AIを活用して定性調査、SNS分析、顧客接点の革新に挑む3社が登壇し、それぞれのAIサービスとその可能性が紹介されるとのことです。プログラム後半には登壇者による鼎談も予定されており、多角的な視点から生成AIの活用が議論される機会となることが期待されます。

引用元:大広

生成AIによる顧客理解深化の最前線―AIエージェント/リサーチ/マーケティングの今―~2025年7月10日(木) 日本インフォメーション主催オンラインセミナーに登壇~
株式会社 大広のウェブサイト。企業情報、採用情報などをご覧頂けます。

ベルシステム24、コンタクトセンター向け生成AI活用セミナーをオンライン開催

株式会社ベルシステム24は、コンタクトセンターを運営する企業向けにオンラインセミナー「生成AI時代に選ぶべきコンタクトセンタープラットフォームとは?~BellCloud+CXで進化する新しい顧客体験~」を、2025年7月3日(木)に開催すると発表しました。このセミナーは、労働人口の減少やITコストの上昇、マルチチャネル対応といったコンタクトセンターが抱える多様な課題に対し、生成AIを活用した解決策と顧客体験の質向上を両立させるための最適なプラットフォーム選択に焦点を当てています。セミナーはオンライン形式で、午後2時から午後3時まで開催され、参加費は無料です。音声基盤の更改を検討している企業や、現在利用中のシステムで最新テクノロジーの活用に課題を感じている企業、またコンタクトセンターの内製構築に関心がある企業が主な対象とのことです。プログラムは4部構成となっており、ベルシステム24の専門家がコンタクトセンターの現状課題や将来予測、そして新たにリリースされた「BellCloud+CX」の機能について解説する予定です。加えて、ナイスジャパン株式会社の川内谷大輔氏が、生成AI機能を活用した海外事例を交えながら、プラットフォーム選択の重要なポイントを明らかにするとされています。最終セッションでは、生成AIを用いたオペレーター支援や管理者支援のデモンストレーションも実施され、参加者は具体的な業務イメージを疑似体験できる可能性があるとのことです。このセミナーを通じて、企業のカスタマーサポートやコンタクトセンター運営における顧客体験革新のヒントが得られることが期待されます。

引用元:Infoseekニュース

オンラインセミナー「生成AI時代に選ぶべきコンタクトセンタープラットフォームとは?」を7月3日(木)に開催|Infoseekニュース
~「BellCloud+CX」で進化する新しい顧客体験を徹底解説~株式会社ベルシステム24(本社:東京都港区、代表

アイスマイリー、「総務・人事・経理Week [名古屋] 」でAI導入支援を紹介

AIポータルメディア「AIsmiley」を運営する株式会社アイスマイリーが、2025年7月23日(水)から25日(金)にポートメッセなごやで開催される「第7回 総務・人事・経理Week [名古屋] 」に出展すると発表しました。同社のブースでは、企業のAI導入を支援するAIポータルメディア「AIsmiley」の活用方法の案内と、AI導入に関する具体的な相談が受け付けられるとのことです。AIエージェントや生成AI、予測AI、チャットボットなど、業務効率化に繋がる多岐にわたる最新AIソリューションが紹介され、企業の業務課題に応じた最適なAIソリューション探しがサポートされる見込みです。さらに、営業・バックオフィス向けAI活用カオスマップが無償で提供される予定です。このカオスマップには、生成AIやAIエージェントなど、営業やバックオフィス業務の自動化、ナレッジ活用に役立つAIサービスが用途別に分類されており、課題解決の一助となる情報が提供されるとのことです。「第7回 総務・人事・経理Week [名古屋] 」は、総務、人事、経理、法務、DX推進担当者、経営者などが来場する中部最大級のバックオフィス・経営者向け展示会です。

引用元:Newscast

アイスマイリー、7/23(水)から3日間「 総務・人事・経理Week [名古屋] 」にブース出展
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利活用系記事

いまさら聞けないChatGPT応用編:カスタムチャットボット「GPTs」活用法を解説

ChatGPTの応用編として、カスタムチャットボット「GPTs」の機能とその活用法に焦点を当てた解説記事が公開されています。GPTsは、ユーザーが独自のチャットボットを作成・公開できる機能で、多様なニーズに応えるカスタムAIツールの利用を可能にします。記事では、多数のGPTが公開されている「GPTストア」の利用方法が詳しく紹介されています。GPTストアでは、「Featured」「トレンド」「By ChatGPT」といった人気カテゴリに加え、「Writing」「Productivity」「Research & Analysis」「Education」「Lifestyle」「DALL·E」「Programming」など、目的別に細分化された豊富なカテゴリから、目的に合ったGPTを見つけることができます。ユーザーは、文章作成、事務作業効率化、論文検索、専門知識の学習、画像生成、プログラミング支援など、多岐にわたる分野でGPTsを活用し、日々の業務やクリエイティブな活動の質を高めることが期待できるでしょう。また、OpenAI公式の「By ChatGPT」カテゴリーの利用など、セキュリティ面を考慮した選択肢も紹介されており、安心して最新AI機能を試すことが推奨されています。次回の記事では、自分でGPTを作成する方法も公開される予定とのことです。

引用元:公益社団法人日本文書情報マネジメント協会

いまさら聞けないChatGPT(生成AI)講座 【応用編】第2回 - 公益社団法人 全国ビルメンテナンス協会
2025/07/03 - 便利な使い方を深堀りする応用編をお届けしていますが、今回と次回は、ChatGPTの無限の可能性を感じられる「GPTs(ジーピーティーズ)」の機能をご紹介いたしま

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