最新ニュース
清水建設、生成AIアシスタント「Lightblue Assistant」を全社導入
東京大学発のAIスタートアップ、株式会社Lightblueは、清水建設株式会社が同社の生成AIアシスタントサービス「Lightblue Assistant」を2025年4月より全社導入したことを発表しました。既に2,000名を超える利用者を抱える清水建設では、社内業務の効率化とDX推進を目指しており、建設現場でのトライアル導入の成功が今回の決め手となりました。特に、大量の施工要領書や基準書をRAG機能で瞬時に検索・参照できる「技術文書アシスタント」は、検索時間の短縮や若手社員への知識継承に効果を発揮。Lightblue Assistantは、企業内利用に特化し、多様なデータソース連携、RAG機能、市民開発的な「マイアシスタント機能」、強固なセキュリティ体制を備え、建設業界全体のデジタル化と生産性向上に貢献すると期待されています。
引用元:lightblue-tech.com
米AIスタートアップAuxiaが日本上陸、AIエージェントがマーケティングを自動化
米国のAIスタートアップAuxia(オクシア)が、このたび日本市場へ本格参入しました。同社は、AIエージェントがマーケティング活動の「設計・実行・分析」を一貫して自律的に担うプラットフォームを提供し、少人数チームでも高い成果を生み出す「スーパーマーケター」の実現を目指しています。Auxiaのプラットフォームは、AIが仮説生成から施策実行、最適化までを自動で繰り返し、マーケターは「ゴール」「制約条件」「データ」を設定するだけで済みます。ハイパーパーソナライズされた体験を最適なチャネルとタイミングで提供し、意思決定の過程や成果も自動レポートとして可視化します。すでに三菱UFJ銀行やメルカリ、NTTドコモなどの大手企業が導入を進めており、三菱UFJ銀行では会員登録率9.6%向上という実績も報告されています。AuxiaはAIによる施策実行の自動化により、マーケターが創造的な業務に集中できる新たなマーケティングの形を提案します。
引用元:digiday.jp

プレスリリース
新潟県で生成AIハンズオンセミナー開催、GoogleのVertex AIなどを実践的に学ぶ
新潟県では、2025年7月31日に公益財団法人にいがた産業創造機構のセミナールームで、生成AIハンズオンセミナー「令和7年度:生成AIハンズオンセミナー Vertex AI Agent Builder & NotebookLM」が開催されます。本セミナーでは、Googleが提供するAIプラットフォーム「Vertex AI Agent Builder」とパーソナルAIアシスタント「NotebookLM」の活用に焦点を当て、参加者はこれらのツールを活用して独自のRAG(Retrieval-Augmented Generation)構築や生成AIの実践的な利用方法を習得できる見込みです。Vertex AI Agent Builderは社内文書やWebサイトの検索機能を提供し、NotebookLMはアップロード資料に基づいて対話が可能。ハンズオン形式で具体的な操作を学ぶことで、実践的なスキル向上が期待されます。新潟県内のIT企業の技術担当者を主な対象としていますが、相当のスキルがあれば一般企業からの参加も可能で、参加費は無料です。
引用元:nico.or.jp

アジアクエスト、AWSと共同で「ものづくりワールド東京」に出展しAIエージェント活用をデモ
アジアクエスト株式会社は、2025年7月9日から11日まで幕張メッセで開催される「第37回ものづくりワールド東京」に、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(AWS)と共同で出展することを発表しました。同社はIoTやAI、Web3Dなどのデジタル技術を活用し企業のDXを支援しており、今回の展示会ではAWSブース内で、製造業や建築業向けのAIエージェント活用やDXのベストプラクティスをデモンストレーション形式で紹介します。展示内容には、AIエージェントによる異常検知・対応を行う設備保安サービス、マルチAIを活用した営業資料生成システム、特高変電所向けのスマート保安サービスなどが含まれます。会期中にはミニセッションも開催され、AIエージェントによる自動保安サービスの事例紹介が行われる予定です。この出展は、製造業の課題解決に向けたヒントを提供することが期待されています。
引用元:asia-quest.jp

利活用系記事
金沢工業大学、生成AIを活用した教育変革を高校教員向け研修で推進
金沢工業大学の山本知仁教授が、2025年7月2日に石川県立大聖寺高校で教員向けの生成AI活用研修を実施しました。約30名の教員が参加し、AIを教育の「味方」と捉えることで質の向上に繋がる可能性を深く学ぶ機会となりました。研修では、AI技術の歴史から最新の生成AI(ChatGPTやGoogle Geminiなど)の機能、そして文字、画像、音声、動画、3Dモデルといった多様な情報生成能力が解説されました。教育現場における具体的なAI活用例として、授業準備の負担軽減、生徒の課題研究支援、教員の業務効率化などが紹介され、AIが教員の「認知的負荷」を軽減し、生徒と向き合う時間を増やせる可能性が強調されました。また、AIに的確な指示を与える「プロンプトエンジニアリング」の重要性も示唆され、教育の質を左右するとの見解が述べられています。金沢工業大学は、今後も地域の教育機関と連携し、AI技術を通じた教育の質向上に貢献していく方針です。
引用元:kanazawa-it.ac.jp

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